ABOUT
The Story of HANNA
45歳を過ぎたころ、思うようになりました。
着たい服が、売っていない。
それまで似合っていたものがどこか無理をしている感じになり、気づけばクローゼットは無難な装いばかり。
さらに、年齢を重ねるとともに肌に触れるものに敏感になり、デザインだけで選んでいた20代・30代とは違い、心地いい素材を求めるようになっていました。
形に関しても、世の中に多く出回るゆったりしたシルエットは、私の体型では野暮ったくなってしまう。パーソナルカラー診断でブルーベース・ウインターと知ったものの、似合う色を探しても限られていて、結局紺色の服ばかり増えていく。
素材、形、色。この3拍子が揃った服がなかなかない。
だから、自分で作ることにしました。
はじめは自己流。でも、洋服を作ることへの興味の高まりを抑えきれず、社会人向けのファッションコースに週1回、1年間通いました。そこで学んだのは縫製の技術だけでなく、「自分のブランドをつくる」という視点でした。
友人に「ほしい」と言われて小ロットで作った数枚が、今のHANNAの原点。
繊維が生み出す創造の世界に、ときめきと情熱が止まらない。その内側のエネルギーを、一つ一つ形あるものとして生み出し続けていたら、気づけば、HANNAというブランドが生まれていました。
Noriko Tsutagawa — HANNA Designer